作曲に必要な知識2 スケール
スケールも覚えておくと作曲の際に作業の効率が上がります。
曲にはキーと呼ばれるものがあります。スケールはそのキーにおける音階のことです。
例えば、キーがCメジャーの場合のスケールは
Cド、Dレ、Eミ、Fファ、Gソ、Aラ、Bシ
となります。
スケールが分かると、キーから基本的に使用される音が判明しますし、逆に使用される音からキーを算出出来ます。
自分の場合はメロディを先に考えるので、その段階ではスケールの知識はあまり関係しません。
しかし、メロディの音を確認して、そのメロディがどのキーか判明させることで、その後の作業の効率がアップします。
ベースラインやバイオリンなど装飾的な楽器を追加する時に、キーが分かればそのスケールの音を当てはめていけばよくなるからです。
もちろんコードとの関係もあるので、全てではありませんがスケールを知っていると曲の大まかな部分のメロディラインを考え出せます。
スケールもコードと同じように、ルート音からの音の並び方に決まりがあります
メジャーキー
Ⅰ(全音)Ⅱ(全音)Ⅲ(半音)Ⅳ(全音)Ⅴ(全音)Ⅵ(全音)Ⅶ(半音)
マイナーキー
Ⅰ(全音)Ⅱ(半音)Ⅲ(全音)Ⅳ(全音)Ⅴ(半音)Ⅵ(全音)Ⅶ(全音)
となります。
一番はじめの音はルート音、CメジャーキーならC、DマイナーキーならDとなり、そこから並んでいきます。
全音はピアノでいう鍵盤2個、半音は鍵盤1個隣の音となります。
試しに、Dメジャーキーに当てはめると
Dレ(全音)Eミ(全音)F#ファ#(半音)Gソ(全音)Aラ(全音)Bシ(全音)C#ド#(半音)Dレ
Dマイナーキーに当てはめると
マイナーキー
Dレ(全音)Eミ(半音)Fファ(全音)Gソ(全音)Aラ(半音)シ♭(全音)Cド(全音)Dレ
こんな感じ並び方を覚えておくと、後は当てはめればいいだけなんですが、そんなに量もないので丸暗記してしまった方が楽です。
次回はスケールをまとめてみます。
(メッセージはtwitterまでお願いします)