スケール一覧
前回の続きです。
基本的なスケールの決まりに沿って、始まりの音から数えて並べれば良いのですが、数もそんなに多くないので
覚えた方が楽だと思います。
自分は、そのキーでどの音が#か♭がつくかを覚えています。
後、補足ですがキーには平行調というものがあります。例えば、CメジャーとAマイナーは使用されてる音は全く同じです。Cから並べるとメジャーキー、Aから並べるとマイナーキーになります。この関係を平行調と言います。
では、一覧を書きます。
●CメジャーとAマイナー
●GメジャーとEマイナー
(F#)
●DメジャーとBマイナー
(F#,C#)
●AメジャーとF#マイナー
(F#,C#,G#)
●BメジャーとG#マイナー
(F#,C#,G#,D#,A#)
○FメジャーとDマイナー
(B♭)
○B♭メジャーとGマイナー
(B♭,E♭)
○E♭メジャーとCマイナー
(B♭,E♭,A♭)
○A♭メジャーとFマイナー
(B♭,E♭,A♭,D♭)
○D♭メジャーとB♭マイナー
(B♭,E♭,A♭,D♭,C♭)
最後に、キーで音の構成が1音違いのものを属調、下属調と言います。
Cメジャー、Aマイナーの属調はGメジャー、Eマイナーとなり下属調はFメジャー、Dマイナーになります。
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作曲に必要な知識2 スケール
スケールも覚えておくと作曲の際に作業の効率が上がります。
曲にはキーと呼ばれるものがあります。スケールはそのキーにおける音階のことです。
例えば、キーがCメジャーの場合のスケールは
Cド、Dレ、Eミ、Fファ、Gソ、Aラ、Bシ
となります。
スケールが分かると、キーから基本的に使用される音が判明しますし、逆に使用される音からキーを算出出来ます。
自分の場合はメロディを先に考えるので、その段階ではスケールの知識はあまり関係しません。
しかし、メロディの音を確認して、そのメロディがどのキーか判明させることで、その後の作業の効率がアップします。
ベースラインやバイオリンなど装飾的な楽器を追加する時に、キーが分かればそのスケールの音を当てはめていけばよくなるからです。
もちろんコードとの関係もあるので、全てではありませんがスケールを知っていると曲の大まかな部分のメロディラインを考え出せます。
スケールもコードと同じように、ルート音からの音の並び方に決まりがあります
メジャーキー
Ⅰ(全音)Ⅱ(全音)Ⅲ(半音)Ⅳ(全音)Ⅴ(全音)Ⅵ(全音)Ⅶ(半音)
マイナーキー
Ⅰ(全音)Ⅱ(半音)Ⅲ(全音)Ⅳ(全音)Ⅴ(半音)Ⅵ(全音)Ⅶ(全音)
となります。
一番はじめの音はルート音、CメジャーキーならC、DマイナーキーならDとなり、そこから並んでいきます。
全音はピアノでいう鍵盤2個、半音は鍵盤1個隣の音となります。
試しに、Dメジャーキーに当てはめると
Dレ(全音)Eミ(全音)F#ファ#(半音)Gソ(全音)Aラ(全音)Bシ(全音)C#ド#(半音)Dレ
Dマイナーキーに当てはめると
マイナーキー
Dレ(全音)Eミ(半音)Fファ(全音)Gソ(全音)Aラ(半音)シ♭(全音)Cド(全音)Dレ
こんな感じ並び方を覚えておくと、後は当てはめればいいだけなんですが、そんなに量もないので丸暗記してしまった方が楽です。
次回はスケールをまとめてみます。
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度数 音楽理論でおさえておきたいもの
コードのことを書きながら思ったんですが、音と音との距離、例えばドという音からミという音の距離を長3度みたいに説明します。
音の距離は度数と言い、離れた距離で呼び名がついてます。
コードのことを調べる時に、この事を理解してると非常に楽です。
ピアノの鍵盤は、1オクターブの中に白鍵と黒鍵合わせて12あります。はじめの音を0として実際度数を書いてみます。
0=1度
1=短2度,(増1度)
2=長2度,(減3度)
3=短3度,(増2度)
4=長3度,(減4度)
5=完全4度,(増3度)
6=増4度,減5度
7=完全5度,(減6度)
8=短6度,(増5度)
9=長6度,(減7度)
10=短7度
11=長7度
12=完全8度(1オクターブ上)
ドをはじめの音としたら、4つ鍵盤を進めていくとミ、つまり長3度です。
増4度と減5度は同じ音なんですが、完全4度から半音上がると考える時は増4度、完全5度から半音下がると考える時は減5度。状況によって呼ばれ方が変わります。
後、( )内の表現はほぼ使われないです。
1オクターブ上からさらに上の音はテンションコードに関係するので、もう少し進めます
12=完全8度(1オクターブ上)
13=短9度,(増8度)=♭9th
14=長9度,(減10度)=9th
15=短10度,(増9度)=#9th
16=長10度,(減11度)
17=完全11度,(増11度)=11th
18=増11度,減11度=#11th
19=完全12度,(減13度)
20=短13度,(増12度)=♭13th
21=長13度,(減14度)=13th
=の所がテンションコードの音です。
知っていなくても作曲は出来ると思います。
ただ、音楽理論を勉強する上では必要な内容と思います。
自分にとっては音楽で調べ事をする時に、理解を早めてくれるものになっています。
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作曲に必要な音楽理論1 コード
作曲する時に、音楽理論はどのくらい必要なのか?
最近思うのは、知識ゼロでも作曲は出来るけど、
知識があれば作業が早く出来るということです。
自分の場合はある程度のコードとスケール、スケールに対してのダイアトニックコードを暗記してます。
まずコードについて
例えば、自分が曲を作る時にはメロディを考えて、ピアノで和音を探していくんですが、コードの成り立ちを知っているとかなり楽になります。
何故かというと、当然全部記憶するのは難しいのでメモをとるんですが、
ここはラとドとレ♭の音で...みたいに記していくのは面倒ですがAdimが分かっていたらメモも楽になりますし、見返しても見やすくなります。
マイナーコードはルートの1度の音に、短3度、完全5度の音を重ねたコード
dimコードはマイナーコードの5度の音が半音下がり減5度になる
言葉にすれば長くなりますが、ルールが分かれば起点の音から順番に数えて並べていくだけですし、反復するようになるので慣れて覚えていけると思います。
自分の知識レベルはまだまだ全然だと思いますが、こういった感じでコードと付き合ってます。
また、曲の紹介とあわせて書いていければと思います。
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作曲の方法
大袈裟なタイトルにしましたが、作曲をする時には必ずメロディから考えます。
音楽を聴くときにメロディを重視してることもあるんですが、
メロディから考えると、普段の自分では思いつかないコード進行や転調を曲にのせることが出来るからです。
スケールやコードの成り立ちは分かってても、活用が難しい。というのが自分の実力なので、今の自分にはベストな方法かと思っています😅
ちなみにメロディは鼻歌で作ります。その方がスケールとか考えないからキーが転調することが多い為です。それを改めて楽器で音を確認し、構成音からコードを考えます。
ただ、転調すれば良いとか難しいコードを使えば良いとか思ってるわけではなく、作曲の幅を広げる為にこのスタイルでやってます😊
追々、曲と一緒に紹介出来たらと思います。
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KAITOとStudio Oneとの出会い
現在使用してるDTMソフトはStudio One Artistというものなんですが、何故選んだのか...
実は、たいそうな理由はありません😅
ボカロのKAITOを購入したら添付されてました。
ただこのソフトは、はじめての人でも使いやすいなと思ったのが
・はじめからインストルメンタル(楽器)データがたくさんついている
・ミキシング項目も多数添付されている
という2点です。
意外に本格的なソフトだとこういったものが添付されてないことがあり、いきなり挫折なんてこともあるんですが、直ぐに作曲を始められミキシングまで出来るのは魅力的です。
ただ、無料版のStudio one にはミキシング項目がないので要注意です。
ボカロソフトのソフト選択の妙に脱帽です😊
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